繊維業界で平ゴムの品名(呼び名)は、織り組織や用途別にいろいろ有ります。
簡単にご紹介します。
まず、分かりやすい呼び方では、
○ウエストゴム
平ゴムは、ウエスト部分に使用されることが多いからです。
平ゴムと同じくらい範囲の広い呼び方です。
これだけでは、どんな商品(組織)なのか判断・区別ができません。
※ ちなみに弊社品番 #1000 #2000 などは、
品名にウエストベルトを使用しています。
○ストレッチインベル(ゴム)
「伸びる」「インサイドベルト」です。
これも範囲の広い呼び方ですね。
「インベル」は、インサイドベルトの略語です。
○パジャマゴム(セパレートゴム)
パジャマのウエスト部分に使われている柔らかい平ゴムです。
業界ではセパレートゴムと呼ばれていますが、
なぜ「セパレート」と呼ばれているか? 申し訳ないですが分かりません。
○トランクスゴム
紳士トランクス用のウエストゴムです。
生地の裏側に縫いこまれている平ゴムです。
主に白色が多いですが、最近カラーも多いですね。
2本線や4本線の織り柄が多いです。
ニットトランクスに使用されている平ゴムは、
アウトゴムと呼ばれる方もいらっしゃいます。
○ブリーフゴム
トランクスと同様にブリーフ用のゴムです。
最近少なくなっているようです。
○サスペンダーゴム(カジュアルゴム)
サスペンダー用に使用されているからです。
色無地が主ですが、織り柄もあります。
織り組織も数種類あります。
お子様用の商品には、色無地に文字やキャラクターを印刷した商品があります。
この商品の15mm・20mmサイズは、ランチボックス用のゴムにも使用されます。
カジュアルゴムという呼び方は、カジュアルパンツに伸びるベルトや
サスペンダーを付属して販売されたからだと思います。
※ 25mm 30mm 38mm 黒は在庫しています。
他の色の場合は、お問い合わせください。
○ボタンホールゴム(ホールゴム)
平ゴムに、ボタンを通す穴が約1cm間隔であいている商品です。
当初、マタニティーのウエスト周り用に開発された平ゴムです。
おなか周りが大きくなるにしたがって、ボタンを通す位置を変えて、
ウエストサイズを変えていくわけです。
最近では、お子様のズボンのウエスト周りにも多く使用されています。
※ ボタンホールゴム
20mm 25mm 白・黒・カラー在庫しています。
次に、業界用語(業界の呼び方)です。
○タックゴム
基本となる呼び方ですが、なぜ「タック」なのか?わかりません。
個人的には、衣料にタックをつけるときに使用したからだと思っています。
○ムシロタックゴム
ヨコ糸に対してタテ糸が1回上下する織り方を、
業界では「ムシロ織り」と呼んでいます。
通常は「平織り」です。
「ムシロ織り」と言ったほうが分かりやすかったのでしょう。
「ムシロ織り」で織ったゴムということです。
現在では「エステルタック」が一般的です。
※ 弊社品番 #1000 #2000 #3000 #K500 など。
○上タックゴム
ジョウタックゴムと読みます。
ムシロタックに対して「上タック」です。
ムシロタックは、ヨコ糸に対してタテ糸が1回上がって1回下がりますが、
上タックゴムは、ヨコ糸に対してタテ糸が2回上がって2回下がっています。
同じ稼動時間では、上タックゴムのほうが、
ムシロタックより生産量が少なくなります。
ですから価格が上タックゴムのほうが高くなり、「上」をつけたのだと思います。
※ 15mm〜50mm 白・黒 取り扱っています。
○エステル上タックゴム
上タックゴムは、糸素材にタテ糸:スフ、ヨコ糸:レーヨンを使用しています。
エステル上タックは、名前の通り糸素材にポリエステルを使用している
上タックゴムをいいます。
※ 2品番 生産しています。
○オペロンインベルゴム
○テトロンインベルゴム
オペロンとは、オペロンテックス(株)さんが生産しているライクラ(ポリウレタン繊維)の
旧商標名です。
テトロンは、東レ(株)さんのポリエステルの商標です。
※ 弊社品番 #10000 #LS
○スダレ織りゴム
主にジャージのウエスト部分に使用されるゴムで、ヨコ糸が一定の間隔で糸密度が混んでいます。
そのため折れにくくなりネジレにくくなっているのが特徴です。
言葉では分かりにくいですね。
※ 弊社定番の家庭洗濯対応商品に#7000の紹介と画像があります。
○メッシュインベルゴム
織り目に隙間があいているゴム。もしくはあいているように見えるゴム。
※ 弊社品番 #200 (ドライクリーニング対応商品)
最後にそれぞれの織りゴムのカラーバージョンです。
○カラーインベルゴム
※ カラーゴム(コールゴム・インベルゴム)
25mm 30mm 各10色生産しております。
○カラーボタンホールゴム(カラーホールゴム)
※ ボタンホールゴム
20mm 36色展開しています。
という具合に単に「カラー」がつくだけです。
先染め・・・・・染め糸を使用して製品をつくる。
後染め・・・・・製品を作ってから染色する。
2007年12月27日
2007年12月15日
製品の「呼び名」について
製品の「呼び名」について。
最近では、「平ゴム」というのが一般的のようですが、
私たち生産者は「平ゴム」とは呼びません。
「平ゴム」という呼び方では、「どの機械で生産された製品か?」
を特定できないからです。
たとえば「麺」の種類に、「そば」「うどん」「ラーメン」「パスタ」などがあるように、
「平ゴム」にも、生産された機械の種類で呼びかたが違います。
織機にて生産した商品は「織りゴム」と呼ばれ、
製紐機(せいちゅうき)で生産した商品は、「コールゴム」です。
編み機は「コメット」「ラッシェリーナ」でしょうか。
更に、同じ機械で生産された商品の中にも種類があり、それぞれ呼び名があります。、
「織りゴム」では、上タック・エステルタック・セパレート・・・・・などです。
ラーメンで言えば、塩・味噌・豚骨・・・。太麺・細麺・縮れ麺・・・といった具合です。
現在、多くの方が使用している「平ゴム」という呼びかたは、ここ数年のことだと思います。
「10mmの平ゴムありますか?」 「20mmの平ゴムを欲しいのですが」
と問い合わせがありますと正直困ります。
お客さんが必要とされているのは「織りゴム」なのか「製紐」か「コメット」か?
先ほどの麺でいうと「そば」か「うどん」か「ラーメン」か「パスタ」か?です。
悩みます。
追記があります。続きを読む
最近では、「平ゴム」というのが一般的のようですが、
私たち生産者は「平ゴム」とは呼びません。
「平ゴム」という呼び方では、「どの機械で生産された製品か?」
を特定できないからです。
たとえば「麺」の種類に、「そば」「うどん」「ラーメン」「パスタ」などがあるように、
「平ゴム」にも、生産された機械の種類で呼びかたが違います。
織機にて生産した商品は「織りゴム」と呼ばれ、
製紐機(せいちゅうき)で生産した商品は、「コールゴム」です。
編み機は「コメット」「ラッシェリーナ」でしょうか。
更に、同じ機械で生産された商品の中にも種類があり、それぞれ呼び名があります。、
「織りゴム」では、上タック・エステルタック・セパレート・・・・・などです。
ラーメンで言えば、塩・味噌・豚骨・・・。太麺・細麺・縮れ麺・・・といった具合です。
現在、多くの方が使用している「平ゴム」という呼びかたは、ここ数年のことだと思います。
「10mmの平ゴムありますか?」 「20mmの平ゴムを欲しいのですが」
と問い合わせがありますと正直困ります。
お客さんが必要とされているのは「織りゴム」なのか「製紐」か「コメット」か?
先ほどの麺でいうと「そば」か「うどん」か「ラーメン」か「パスタ」か?です。
悩みます。
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