2007年12月27日

平ゴムのいろいろな品名・呼び方

繊維業界で平ゴムの品名(呼び名)は、織り組織や用途別にいろいろ有ります。

簡単にご紹介します。


まず、分かりやすい呼び方では、

○ウエストゴム

 平ゴムは、ウエスト部分に使用されることが多いからです。

 平ゴムと同じくらい範囲の広い呼び方です。

 これだけでは、どんな商品(組織)なのか判断・区別ができません。

 ※ ちなみに弊社品番 #1000 #2000 などは、
   品名にウエストベルトを使用しています。


○ストレッチインベル(ゴム)

 「伸びる」「インサイドベルト」です。 

 これも範囲の広い呼び方ですね。

 「インベル」は、インサイドベルトの略語です。


○パジャマゴム(セパレートゴム)

 パジャマのウエスト部分に使われている柔らかい平ゴムです。

 業界ではセパレートゴムと呼ばれていますが、
 なぜ「セパレート」と呼ばれているか? 申し訳ないですが分かりません。


○トランクスゴム

 紳士トランクス用のウエストゴムです。

 生地の裏側に縫いこまれている平ゴムです。

 主に白色が多いですが、最近カラーも多いですね。
 2本線や4本線の織り柄が多いです。

 ニットトランクスに使用されている平ゴムは、
 アウトゴムと呼ばれる方もいらっしゃいます。


○ブリーフゴム

 トランクスと同様にブリーフ用のゴムです。
 最近少なくなっているようです。


○サスペンダーゴム(カジュアルゴム)

 サスペンダー用に使用されているからです。

 色無地が主ですが、織り柄もあります。
 織り組織も数種類あります。

 お子様用の商品には、色無地に文字やキャラクターを印刷した商品があります。

 この商品の15mm・20mmサイズは、ランチボックス用のゴムにも使用されます。
 
 カジュアルゴムという呼び方は、カジュアルパンツに伸びるベルトや
 サスペンダーを付属して販売されたからだと思います。

 ※ 25mm 30mm 38mm 黒は在庫しています。

   他の色の場合は、お問い合わせください。
 

○ボタンホールゴム(ホールゴム)

 平ゴムに、ボタンを通す穴が約1cm間隔であいている商品です。
 
 当初、マタニティーのウエスト周り用に開発された平ゴムです。

 おなか周りが大きくなるにしたがって、ボタンを通す位置を変えて、
 ウエストサイズを変えていくわけです。
 
 最近では、お子様のズボンのウエスト周りにも多く使用されています。

 ※ ボタンホールゴム
  20mm 25mm 白・黒・カラー在庫しています。


次に、業界用語(業界の呼び方)です。

○タックゴム

 基本となる呼び方ですが、なぜ「タック」なのか?わかりません。

 個人的には、衣料にタックをつけるときに使用したからだと思っています。


○ムシロタックゴム

 ヨコ糸に対してタテ糸が1回上下する織り方を、
 業界では「ムシロ織り」と呼んでいます。

 通常は「平織り」です。

 「ムシロ織り」と言ったほうが分かりやすかったのでしょう。
 「ムシロ織り」で織ったゴムということです。

 現在では「エステルタック」が一般的です。

 ※ 弊社品番 #1000 #2000 #3000 #K500 など。


○上タックゴム

 ジョウタックゴムと読みます。
 
 ムシロタックに対して「上タック」です。

 ムシロタックは、ヨコ糸に対してタテ糸が1回上がって1回下がりますが、
 上タックゴムは、ヨコ糸に対してタテ糸が2回上がって2回下がっています。

 同じ稼動時間では、上タックゴムのほうが、
 ムシロタックより生産量が少なくなります。

 ですから価格が上タックゴムのほうが高くなり、「上」をつけたのだと思います。

 ※ 15mm〜50mm 白・黒 取り扱っています。


○エステル上タックゴム

 上タックゴムは、糸素材にタテ糸:スフ、ヨコ糸:レーヨンを使用しています。
 エステル上タックは、名前の通り糸素材にポリエステルを使用している
 上タックゴムをいいます。

 ※ 2品番 生産しています。


○オペロンインベルゴム

○テトロンインベルゴム


 オペロンとは、オペロンテックス(株)さんが生産しているライクラ(ポリウレタン繊維)の
 旧商標名です。

 テトロンは、東レ(株)さんのポリエステルの商標です。

 ※ 弊社品番 #10000 #LS


○スダレ織りゴム

 主にジャージのウエスト部分に使用されるゴムで、ヨコ糸が一定の間隔で糸密度が混んでいます。
 そのため折れにくくなりネジレにくくなっているのが特徴です。
 
 言葉では分かりにくいですね。
 
 ※ 弊社定番の家庭洗濯対応商品に#7000の紹介と画像があります。


○メッシュインベルゴム

 織り目に隙間があいているゴム。もしくはあいているように見えるゴム。

 ※ 弊社品番 #200 (ドライクリーニング対応商品)


最後にそれぞれの織りゴムのカラーバージョンです。

○カラーインベルゴム

 ※ カラーゴム(コールゴム・インベルゴム)
 25mm 30mm 各10色生産しております。


○カラーボタンホールゴム(カラーホールゴム)

 ※ ボタンホールゴム
 20mm 36色展開しています。

 という具合に単に「カラー」がつくだけです。

 先染め・・・・・染め糸を使用して製品をつくる。
 後染め・・・・・製品を作ってから染色する。
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2007年12月15日

製品の「呼び名」について

製品の「呼び名」について。


最近では、「平ゴム」というのが一般的のようですが、

私たち生産者は「平ゴム」とは呼びません。

「平ゴム」という呼び方では、「どの機械で生産された製品か?

を特定できないからです。

たとえば「麺」の種類に、「そば」「うどん」「ラーメン」「パスタ」などがあるように、

「平ゴム」にも、生産された機械の種類で呼びかたが違います。

織機にて生産した商品は「織りゴム」と呼ばれ、

製紐機(せいちゅうき)で生産した商品は、「コールゴム」です。

編み機は「コメット」「ラッシェリーナ」でしょうか。


更に、同じ機械で生産された商品の中にも種類があり、それぞれ呼び名があります。、

「織りゴム」では、上タック・エステルタック・セパレート・・・・・などです。

ラーメンで言えば、塩・味噌・豚骨・・・。太麺・細麺・縮れ麺・・・といった具合です。


現在、多くの方が使用している「平ゴム」という呼びかたは、ここ数年のことだと思います。

「10mmの平ゴムありますか?」 「20mmの平ゴムを欲しいのですが」

と問い合わせがありますと正直困ります。

お客さんが必要とされているのは「織りゴム」なのか「製紐」か「コメット」か?

先ほどの麺でいうと「そば」か「うどん」か「ラーメン」か「パスタ」か?です。

悩みます。

追記があります。
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タグ:平ゴム
posted by ゴム at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 名称・用語など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする